米国リスクは、6月末のQE2終了時に発現し始めると考えている。米国経済は失業率や住宅指標など再度落ちこみを見せており、QEによるカンフル剤(マネタリーベースは3月中旬にさらに跳ね上がっている。FRBのチャート参照)が、もし切れたら、米国株価はつるべ落としになるだろう。と言って、QE2による発展途上国のインフレは無視できない段階になっている。米国自身にとっても、インフレが緊急の課題になりつつある。FED内部でも、QEのさらなる継続への疑問符が投げかけられてるのが現状だ。「絶対に必要なQE3、絶対に不可能なQE3 (an absolute necessity for QE3, an absolute impossibility for QE3 )」というのはLEAP/E2020の最新号の一節だが、私も、QE3(第三次量的緩和政策)は政治的な面から不可能だと思う。それは6月以降の米国株価の暴落を意味する。